One Step Up・・・(9月5日 全日本選手権SUGO大会)
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【9/3(金)全日本SUGO・公式練習】
僕のSUGOの目標タイムはもう覚えていただけましたでしょうか?
今のところの自己ベストが1分36秒1。
今期のベストは7月の決勝レースでの1分36秒2。
なので、とにかく1分35秒台は最低目標、努力目標は1分34秒台ということになります。
なんせ僕が初めて1分36秒台に突入したのは、今からはるか遡ること1998年の最終戦。
もう6年間も1分36秒台での足踏みが続いている状況です。
さて、いよいよ僕にとっての今シーズン最後の全日本です。
そしてなんといっても、ホームコースでの全日本。
もちろん全日本トップライダーたちにはかなうわけもないのですが、SUGOをホームコースとしていない関西や関東の全日本レギュラー参戦組の中堅どころあたりはあわよくば喰ってやろうという意気込みです。
昨年の全日本SUGOでは
・公式練習1本目をいつもの乗りなれたセッティングから、やや冒険的なセッティングに変更して走行
↓↓
・いつものリズムで走れなくなりタイムが伸びず
↓↓
・焦って大転倒
↓↓
・リタイヤ
・・・という苦い経験をしているので、今回は全くいつもどおりのセッティングで1本目を走ることにします。
いつものセッティングでいつものタイムがあっさり出たら、その先は冒険的なセッティングやライディングもトライしてみたいところですが、とにかくまずはこの「いつもどおり」の走りができることを再確認するのが1本目のテーマです。
その一本目ですが、思惑としてはさらっと走って36秒台前半をマークしたかったのですが、思いっきり全開で走っても36秒台の後半をマークするのがやっと。
順位としては24番手というまあまあなところにつけますが、公式練習の一本目の順位なんてホームライダーのほうが有利に決まっています。
他のライダーたちはこれから予選・決勝に向けてセッション毎にタイムアップしてくるでしょうから、このままでは苦しくなります。
なにしろ一番の問題は、この一本目の走行で早くも全体力を使い果たすような走りをしてしまったということです。
走行を終えてバイクを降りると、もはや立っていることすら困難なほど疲労しています。
自分の呼吸が鼻や口ではなく、耳から抜けるような極限の疲労感・・・ちょっと分かりづらいかもしれませんが、この現象は、学生時代にやっていたラグビーの夏合宿とかで本当にきつい練習をしたときに1・2回経験したことがある、僕の体が極限状態に陥ったときのシグナルなのです。
バイクに乗っててこんなシグナルが出たのは初めてです。(だってラグビーでも1・2回しか経験したことないのですから・・・)
傍から見てると分かりにくいかもしれませんが、レースウィークというのは金曜日からはじまって、日曜の決勝までにライダーにはどんどん疲労が蓄積されていきます。
この疲労感や筋肉痛は走行前の闘争心をライダーから奪います。
公式練習1本目にして、「いまだかつて経験したことのないくらいの強烈な筋肉痛との戦い」を予感させます。
公式練習2本目でも状況は変わらず、タイムは36秒台の後半。
やはり体力の消耗から走行終盤にはタイムアタックできる集中力が残っていないという厳しい状況です。
(いくら気負ってるとは言っても、こんな疲れる走り方をしていたらレースウィーク最後まで体がもたない。とにかく気負いすぎて体に力が入りすぎている。もっと楽に乗らないと体力ばかり消耗してタイムも出ない・・・)
どうしたものかと考えていると、仲間うちとの雑談の中であることに気が付きます。
(バイクの後ろに乗ろうとしすぎてる・・・)
全く「学習能力が無い」というのは僕のためにあるような言葉です。
僕はもともとバイクの前のほうに乗るライダーなのですが、いつの頃からかこの「前乗り」は自分の「悪い癖」であると思い込んで、タイムを出さなければならないときには無意識にバイクの後ろに乗るようになっていたのです。
でも実はこの「前乗り」は悪い癖でもなんでもなくむしろ好ましい方向性であって、実はその「前乗り」を補正すべく「後ろ乗り」しようとすることのほうが自分の持ってる一番悪い癖だったのです。
このことは前回の全日本筑波でも実証済みです。
そのときも公式練習で目一杯攻めてもタイムが出ない姿をみて、仲間の1人から
「なんか後ろに乗ろうとしてるみたいだけど何で・・・?いつももっと前に乗ってなかった?」
みたいなアドバイスをもらって状況が一転してたのです。
(まったく俺は同じ過ちを繰り返してる!そうだ前乗りだ。変に後に乗ろうとしてるから余計に体力消耗してるんだ!)
翌日の予選に向けての作戦その1は「前乗り」ライディングで決定です。
【9/4(土)全日本SUGO・公式予選】
予選に向けての作戦その2は「給油作戦」です。
25分間の予選をぶっ通しで走るとガソリンは9リットルくらい必要になります。
しかし予選タイムは1周のベストラップが勝負なので、25分間走り続ける必要はありません。
なので予めガソリンは半分程度にしておいて、ガソリンの少ない軽い状態で前半をタイムアタックし、一度給油のピットインをしてから後半のタイムアタックに入るというものです。
ところがこの作戦が思いっきり裏目にでます。
午前中の公式予選一回目が始まって「前乗り」作戦は大当たりしていることはすぐに分かります。
バイクの動きが分かりやすく、昨日よりも思いっきりマシンをぶん回せる感じで、昨日でなかった36秒台の中盤のタイムが拍子抜けするくらいあっさり出ています。
ところが「給油作戦」は思惑を外しました。
ガソリンを半分しか積んでいないため、ピットインのタイミングが気になって今ひとつ走りに集中できません。
(ちょうど今いちタイムの出てなさそうなライダーに前を走られているし、ぼちぼちピットインするか・・・)
と思ってピットインの心積もりで最終コーナー(シケイン)を流しながら立ち上がろうとすると、その前のライダーもピットインしようとしています。
(うっ、こいつがピットインしたら、コース上で自分の前方がクリアになる。1周タイムアタックできる!)
と急遽予定を変更してタイムアタックモード、アクセル全開で立ち上がります。
ところがこの前を行くライダー、このライダーも予定変更なのか急にピットインを辞めて自分の目の前に戻ってくるではありませんか。
(なっ!ふざけんな!ピットインするんじゃねーのかよ!お前がピットインしないなら俺はピットインなんだよ!)
と思った時点で、時すでに遅し・・・。
ピットロードの入り口を通り過ぎてしまい、ただでさえ残り少ない貴重な予選時間を1ラップ分無駄にすることになってしまったのです。
その後ピットインして給油、再コースインして残されている時間は8分を切っています。
コースインした周は当然タイムアタックできないので、実質残されたラップ数は4ラップ程度です。
残り4ラップのタイムアタックですが、途中速いライダーに抜かれたりして、思うようなラインを走れないながらも、36秒台中盤を淡々とマークし、ラストチャンスかと思われた最後の1周もピットアウトしてきたライダーとラインが交錯して、タイムアタックできず不発に終わってしまいます。
「給油作戦」は大いに思惑を外しましたが、「前乗り作戦」はばっちり良い感触を得たので2回目の予選には期待できそうです。
なんせ、この「前乗り作戦」は体力の消耗もほとんどありません。
この日、体に残っている疲労感は全て昨日の疲労感の残りといった感じです。
そして午後の公式予選2回目。
とりあえずガソリンは25分間をノンストップで走りきれる量を積んで、25分間という限られた時間で少ないタイムアタックチャンスを逃すことのないようコースインします。
しかし全日本の予選というのは本当に難しいものです。
コース上に出ているバイクの数が普段のエリア選手権より多いこともそうですが、予選中でもピットインしてバイクをセットアップし直すライダーが多いため、SUGOで言うと1コーナーから2コーナーを抜けて、3コーナーに向かってバイクをアウト側に振っていくところで、ちょうどピットアウトしてくるライダーと鉢合わせしてしまったりすることもしょっちゅうです。
クリアラップというのが思いのほかありそうでなかなかありません。
全日本の予選ということで、トップライダー達のタイムアタックは極力邪魔したくないので、遠慮して集団の後のほうでコースインしてしまうことにも原因があるのかもしれません。
ペースが上がってくると、実際には数えるほどしかいない自分よりも遅いライダーが前方に姿を現わしてきたりして、そこで間合いを計ったりしているうちにどんどん時間が過ぎていってしまいます。
ただこれは全員同じ条件、むしろ速いライダーであればあるほど、自分より遅いライダーがコース上に多くいるわけで、条件はもっと悪くなっているはずです。
そんな中でもびしっとタイムを出してくる全日本レギュラーライダーとの実力の差は実際のタイム差以上に大きなものを感じます。
予選中のごく限られたワンチャンスに確実に自分のベストタイムをたたき出すことができるのが彼らであって、何周か連続してクリアラップがないと集中しきれない自分との大きな差がそこにあるのです。
感覚的にはいわゆる「乗れている状態」にあるのですが、今ひとつ力を出し切った感じがないまま2回目の予選は終了してしまいました。
タイムは1分36秒1で一応自己ベストをわずか0.03秒ほど上回ったものの、最低目標の35秒台にはわずかに届かず、順位は29番手。
あわよくば喰ってやろうと思っていた全日本の中堅ライダーたちは、終わってみれば34秒・35秒台を平然マークして自分の前に立ちはだかっています。
ライダーにとってホームコースでアウェイのライダーに叩きのめされる屈辱感は計り知れないものがあります。
しかし、タイム的には不発に終わりましたが「乗れている感」はかつて感じたことが無いほどのものがあります。
この日の予選では35秒台には入っていませんが、どんなにうまく走れなくても36秒台の中盤で淡々と走ることが出来ていたのも事実です。
この時点で、決勝では35秒台を飛び越えて一気に34秒台突入への感触を密かに感じている自分がいます。
ところが、明日に決勝を控えた土曜の晩、ほんの数時間前まで「晴れ」マークを示していた決勝当日の天気予報が、一転終日「雨」マーク変わってしまうのです。
【9/5(日)全日本SUGO・決勝】
とりあえず朝起きた時点ではまだ雨は降っていませんが、空はいつでも振り出しそうな曇天です。
(予選でいい感じで走れるようになって、さあこれから・・・という決勝で雨。5月の全日本筑波と全く同じ展開だなあ・・・)
気持ちはもう雨のレースを覚悟しています。
朝一のフリー走行では、自分たちの250ccクラスの走行が始まる直前に雨が降り出し、レインタイヤでウェット状態となったコースを軽く走ります。
雨は苦手ですが、一応朝フリーの結果が出ると21番手のタイムだったりしたので、(雨なら雨で頑張ってみるか!)みたいな気持ちになっていました。
ところがその後雨は止み、晴れ間は見えないものの、なんとなく雲は高く、空は明るくなってきます。
雰囲気的にはもう雨は振らない・・・そんな感じです。
そして迎えた決勝は曇天ながらも、コース上はドライ。
いままで意地悪ばかりしてきたレースの神様がちょっとだけ味方してくれた感じです。
(絶対に出る!今日このレースがドライなら間違いなく自己ベストは出る!)
そんな予感をひしひしと感じながら、またそんな予感が逆にプレッシャーとなって重くのしかかってきます。
(とにかくスタート。スタートでポーンと前にでることができれば、あとは34秒・35秒で走るライダーたちがゴロゴロしてる。その集団の中で走ることができたら、知らないうちにそんなタイムは出てくるに決まっている。)
(ただスタートで失敗したら、周りは自分と同じ36秒ライダーばかりだ。この36秒台の集団に入ってしまうと抜け出すのはかなりしんどいだろうなあ・・・)
思い起こせば今年のレースはことごとくスタートで大失敗をしている。
スタートのシグナルを見損ねたSUGO選手権。
クラッチに機械的トラブルのあった筑波スーパーカップ選手権。
この2回のスタートミスは事故みたいなものです。
トラブルのあったクラッチ周りはこの決勝レース前に全て新品パーツに交換してあるし、このところスタート練習ではあまり失敗したことがない。
正直この時点でスタートを失敗するというイメージは全くありませんでした。
そして迎えた決勝スタート。
とにかく、当たり前のことですが、スタートのシグナルからは目を離さない。
そしてレッドシグナルが点灯し、それが消灯。
「さあ、行け!夢の35秒・34秒へのスタートだ!」
とクラッチをミートさせた瞬間・・・
フワーン・・・。
これがまた今までのスタート失敗の歴史の中でも感じたことの無い感覚。
(なんだこりゃああ???)
全然バイクが前に進まない。
エンジンの回転がストールするでもなく、半クラッチが長すぎて失速する感じでもない。
エンジンパワーはすっぽ抜けた感じ・・・なにしろ「フワーン」としか言い表せないような不思議な感じに陥っています。
(おいっ!こらっ!ちったあ前に進め!)
心の中の叫びは虚しく完全に置いてきぼりのスタートになってしまいました。
いつものスタート大失敗。
まあ、スタート大失敗はいつものこと。
ここで気持ちを入れ替えるのもある意味手馴れたもんです。
集団の最後尾を走りながらこんなことを考えています。
(今、目の前にいる集団は予選で36秒台の後半の連中だ。こっちも予選では36秒台の前半しか出ていない。だとすればこの集団の頭に一気に出るのは難しそうだ。全日本の周回数は長いしここはしばらくタイヤと体力の温存。そしてフルタンク状態のガソリンが減ってくるのをしばらく待とう。少ししたら前の集団も多少バラけてくるだろうから、それから一台づつさばいていこう)
みたいな感じです。
まず自分の前にいるライダーとさらにその先のライダーとの間合いを取る。
とにかく36秒ライダーの集団に入ってしまったら36秒しかでないでレースを終える可能性が高いので、自分の目の前にいるライダーが2・3秒ほど集団から遅れてきたら、そいつをパスする。
そうするとそいつをパスした直後だけはクリアラップになる。
そのクリアラップで自己ベストを更新する。
そんな思惑です。
まず最初の5ラップで集団の最後尾で様子を見ながら38秒台しか出てない。
(しかしこの人たち・・・・全日本なんだから、もうちょっと早く走れねーのかなあ・・・)
なんてことを考えながら、この間に2台をパス。
これを抜け出して、まず最初のクリアラップ。
「1分36秒1」
でもすぐにその前に追いついて36秒台後半落ち込みます。
このライダーの後ろに付き合うこと4周。
9周目にこのライダーの前に出て完全クリアラップ。
そしてクリアラップで走った10周目のタイムが
「1分35秒8」
よし来た!
とりあえず35秒台に初突入です。
走り自体はまだまだ全然余裕があります。
(まだまだ行ける!目標は一気に34秒台!)
と思ったところで、初の35秒台突入でちょっとほっとしてしまったのか、アクセルとブレーキを操作する右手に疲労感を覚え始めます。
まだまだ先は長いし、こんなところで腕が上がってたら20周持たないので、普段と違うアクセルの握り方を試みてみます。
ところが普段慣れない握り方を突然したものだから、本来アクセルをオフにしなければいけないコーナリング中に、自分の意思に反してアクセルが開いてしまいます。
あわやコースアウトという場面をからくも凌いで、その周は37秒台まで落ち込みます。
その後、ペースアップを図りたいものの、右手の疲労がどんどん厳しくなってきて、36秒台での周回が続きます。
残り周回数が6周になったところでちょっとした事件がおきます。
パステルグリーンのバイクが自分を抜いていきます。
予選2番手スタートのライダーのカラーリングのマシンです。
(えっ!もう周回遅れ???ちょっと早すぎない?)
基本的にはSUGOは36秒台でラップできれば、ぎりぎり周回遅れにはならないはずなのですが、
(序盤最後尾で38秒台ラップに付き合っちゃったもんなあ・・・やっぱりこんなに早く周回遅れになっちゃうんだあ)
ということを考えながら、あとは熾烈な全日本のトップ争いを邪魔しないようにとラインを空けて後を振り返りながら走行を続けます。
トップのライダーに続いてやってくるであろう2位のライダーの邪魔をしないようにずっと後を振り返って走行しているのですが、その2位以下の選手が一向にやってきません。
(それにしてもY選手、2位以下をすっげーぶっちぎってるなあ・・・)
ささやかながら自分のポリシーとして、全日本で周回遅れになったら、自分のポジションキープは諦め、後ろから来るトップライダーたちの争いを邪魔しないよう後を確認して走りたいと思っています。
その間に、先ほど自分が抜いていったライダーたちが自分のことを抜き返していきますが、自分としては周回遅れになった時点で自分のレースは終わりだと思っているので、そこで無理をするつもりはありません。
レース途中でリタイヤすることも頭をよぎりましたが、全日本のレースを完走したことのない自分にとっては、これが最初で最後になるかもしれないチャンスなので、せめて完走だけは目指して、ラインを外し何度も後を振り返り走り続けました。
結局残り2ラップくらいから、2位以下のライダーがどやどやとやってきて、自分はといえば、とにかくコース上で邪魔にならないように隅っこのほうを走りながら、命からがら全日本初完走を果たしましたという感じになりました。
最後は締まりませんでしたが、一応全日本参戦4レース目にして初めての完走です。
後日談になるのですが、このラスト6周のところで自分を抜いていったライダーは、予選2番手のライダーではなく、その同じチームの別の選手だったことが判明。レース序盤でコースアウトして追い上げてきたライダーだったのです。
つまりこの時点では自分は周回遅れにはなっていなかったというのです。
どおりで周回遅れになるタイミングが早すぎたのと、2位以下だと思っていたライダーがなかなかこないわけです。
あそこで勘違いせずに、そのまま走り続けていたらもしかしたら周回遅れにならなかったかもしれません。
あともうひとつ、今回のスタート失敗は新品クラッチ部品の誤組みによるものだったことも分かりました。
しかしそういう細かいアクシデントは抜きにして、今回の全日本では改めて自分の課題をいろいろ発見する良い機会になりました。
全日本レギュラー組みにあって、自分に無いもの。
その差を今まで以上に実感することになりました。
しかし、その差を知ることが出来たことは大きな収穫です。
その差は決して小さい差ではありませんが、今後の自分の課題としてひとつひとつを克服することができれば、同じ土俵に立っても十分に太刀打ちできるような気もするのです。
今期残されたレースはSUGO・筑波・鈴鹿で開催される地方(エリア)選手権です。
ここで今回の全日本参戦で得たものを生かすことが出来れば、もう一段階段を昇ることが出来そうです。
残りの3レースでもっと良いレース報告ができるよう頑張ります。
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